【みなさんこんにちは~】
最近はすっかり日が暮れるのも遅くなり、夕方の農作業もしやすい季節になってきましたね。ただ、台風が来たり、今日も深谷では雨が降ってくる模様ですね。 季節の変わり目は、体調管理がなかなか大変です😅
体が資本の農業ですので、みなさんご自愛くださいね。
さて、今回は農家さんではあまり使用しないバックホー(ユンボ)の修理です。
先日ご依頼いただいた「ユンボの電装系トラブルの修理」についてのお話。

事の始まりは、「ユンボのチャージランプ(バッテリーの充電警告灯)がつきっぱなしになってしまった」というご相談でした。実はこのお客様、最初は別の業者さんに相談されたそうなのですが、どうにも対応がいまいちだったとのこと。困り果てた末に、「あそこなら何とかしてくれるかも?」と、うちに声をかけてくださったのです。頼りにしていただけるなんて、本当にありがたい限りですね。
実は私、農業機械の電装系のトラブルシューティングが割と得意なんです!電気の流れを追いかけ、原因を突き止める作業は、まるで謎解きのような面白さがあります。
時間的に余裕をいただけないとご迷惑をかけてしまうかも知れないので、丁寧にヒアリングさせていただきました。
10日ほど猶予をいただけるとのことでしたので「ぜひ、任せてください!」と意気込んで、まずは基本通りにメーカーから電気回路図を取り寄せて修理に臨もうとしました。……が、ここでまさかのトラブル発生。
メーカーからの回答:「回路図は社外へ公開できません」
「ええっ、マジか~!😱」と、思わず心の中でつぶやきました。
「回路図がないなら、自分の手と目で調べるまで!」


私は、テスター(電圧や抵抗を測る機械)を片手に、配線を一本ずつ地道に調べていくことにしました。チャージランプの系統なので、あたりをつけてバッテリーからオルタネータ(発電機)を重点的にチェックしていきます。
ついに原因を特定しました。やはりオルタネータ自体が全く発電していない状態だったのです。
原因が分かれば、次は部品の調達です。念のためメーカーの技術担当者に状況を伝えて確認をとったところ、「オルタネータがダメになっている場合、連動しているレギュレーター(電圧を一定に保つ部品)やリレーも同時に負荷がかかって痛んでいる可能性が高いので、一緒に交換した方が確実ですよ」とのプロとしてのアドバイスをもらいました。
せっかく直しても、別の部品が原因ですぐに再発してしまっては、お客様に二度手間とご迷惑をかけてしまいます。そこで、アドバイス通りにオルタネータ、レギュレーター、リレーの3点セットで部品を発注しました。
数日後、届いた新品の部品を手元にいざ修理!と…
エンジンルームのカバーを外して、エアクリーナを外して、マフラーを外して・・・整備性ワルッ💦
慣れない機械の修理は、ちょっと大変ですね。
丁寧に組み付け、いざエンジン始動!点灯していたチャージランプが、すっと綺麗に消えました。テスターで測った充電電圧もバッチリ基準値内です✨

無事に直ったユンボをお客様の元へ
「いや~、本当に助かったよ!」と、喜んでいただけました😆
今回の修理を通じて、改めて「他店で断られた仕事をきっちりやり切る重要性」を実感しました。
機械の修理経営において、回路図がなくても一歩踏み込んで泥臭く原因を探すことで、他店との圧倒的な「技術的差別化」が生まれます。そ
して何より、困っているお客様に寄り添って解決することが、長期的な信頼関係(ファンづくり)に繋がるのだと再認識しました。
これからも地域の農家さんの強い味方であり続けられるよう、技術を磨いていきたいと思います🎵 みなさんも、愛車の「いつもと違うな?」を感じたら、大きな故障になる前にいつでも気軽に相談してくださいね!